8月15日は小岩コミュニティホールに、映画『土徳 焼跡地に生かされて』を観にいく

明日は家族で小岩まで行きます。
 
小岩コミュニティホール
江戸川区立小岩図書館2階)
江戸川区東小岩6丁目9番14号
 
総武線JR小岩駅下車 南口サンロード徒歩10分
 
 
ここで、友人のドキュメンタリー映像作家である、
青原さとしさんの映画の上映会があるのです。

「メイシネマ上映会'10 夏プログラム」 
http://videoact.seesaa.net/article/159002073.html
↑紹介しているサイトを見つけました。

料金:1プログラム 一般(予約)・シニア(60〜)・学生(大/高) 1000円
          当日一般 1200円 小・中学生 600円
2プログラム 一般(予約)・シニア(60〜)・学生(大/高) 1800円
 当日一般 2000円 小・中学生 1000円

開場 11:00

上映プログラム
12:00〜『三百七十五年目の春風』
14:20〜『土徳―焼跡地に生かされて―』
17:00〜『三百七十五年目の春風』
この『三百七十五年目の春風』と
『土徳〜焼け跡地に生かされて〜』
両方とも青原さんの作品です。
どの回も上映後に青原さんのトークがあります
 

上映する映画は2本。
  
一本が今年の新作、『三百七十五年目の春風』
この内容はちょっとわからないのですが・・・お寺の映画らしいです。青原さんは法名を持ったお坊さんでもあります。
公式HPにちょっとだけ載っていた案内だと・・・
広島市西区井口のお寺の落慶法要を記録した映画です。」とのことです。
   
もう一本が、『土徳』
・・・これは、青原さんの父上の被爆体験を中心にしたドキュメンタリー作品です・・・と言っていいのかしら。
いや、詳しくは、やっぱり青原さんのHPの案内をごらんいただいたほうがいいですね。
http://dotoku.net/
 
以下、上記HP掲載の青原さんご自身による「あらすじ」をご紹介します。
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広島は古くから安芸門徒と呼ばれ、浄土真宗のお寺が多い地域である。映像作家・青原さとしは、真宗のお寺・真光寺に生まれ、少年時代からお寺社会に抵抗を感じていた。一方、戦後45年住職を勤めてきた父・淳信は、お寺の古い因習にこだわり続ける。戦前生まれと戦後生まれの親子の衝突。さとしは、ついに家を出る。
数年後、父が病に臥したことをきっかけに、さとしは、カメラを回し始めた。ふるさとの 映像による探索である。市井の人たちを訪ねながら、明らかにされていく父が育った時代のふるさと、原爆以前の広島。それは毛利氏以来、城郭都市として築かれた町だった。
 それとともに明らかになる真光寺の戦前の姿。そして父・淳信は、そこをどのように生きてきたのか?物語は、家族5人を失った淳信の壮絶な原爆体験と戦後の復興へと展開する。父への問いかけの果てに答えてくれた土徳・地域の恩恵とは?
 父の死と相前後し撮影された11年分のビデオ記録をもとに、個・家族・町の関係を問いつつ、現在から過去、ヒロシマから廣島、縦横無尽に飛翔する極私的歴史ドキュメンタリー!
  この作品は、真光寺という我が家を焦点に据えた父と家族と私自身を描くパーソナル・ドキュメンタリーです。
 しかし、私にとって「家」とは、すなわちお寺であり、地域社会・歴史・風土と密接に関わっている存在であります。「土徳」とは、そのことを端的に語ってくれる言葉であり、病床の父が、私の問いかけの果てに答えてくれた父の人生観でもあります。
 郷土文化映画、個人映画、劇映画と様々な方法で盛りだくさんな要素を作品に詰め込んでいます。それは「土徳」という思想を探索するための映画であるからです。同時にそれは、「私」自身の探索の旅でもありました。
<青原さとし>
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2003年の作品ですが、昨年、英語版が完成し、アメリカでの上映会が開催され、今年もまた、ニューヨーク平和映画祭に参加した作品です。