「後ろ弾」って言われるかな・・

http://plaza.rakuten.co.jp/yotayotaahiru/diary/200907160000/

 楽天の方で、児童買春・児童ポルノ法についての記事を書き続けている。私の楽天ブログはけっこうまじめにものを考えるオバサンたちが見てくれているから、児ポ法の問題点について考えてもらえるきっかけになったらいいと思うんだよね。何がどう問題になっているのか、ってとこがあんまり知られてない・・マスメディアの論調も規制推進の方向へ流れているし。規制の方向に批判的な人は、子どもへの性犯罪を容認する人間という風潮になったらまずいと思うし。保坂議員とか頑張ってる人はいるのだけど。

 だから、私なりの児ポ法審議に対する批判の文章、のつもりなんだけどさ、後ろ弾っていわれるかもしれないなとも思う。だって、規制に対して絶対反対という書き方じゃないし、せっかくの「ジャニーズ」「サンタフェ」問題に妙な理屈をつけたりしてるからね。

 でも、ほんとに何を求めているのか、いろいろな立場、いろいろな考えの人が意見表明したほうがいいと思ってる。私はオタクかつフェミニストだから、どうしても二次元擁護、三次元規制という形になっちゃう傾向があるんだけど、「リアル児童の被害防止」はやっぱり必要だと思うんですよ。ただ、何を「被害」とするのか、その判断は難しいよね、ということで。
 グレーゾーンが全部規制対象なら、子どもの芸能活動は全部禁止にするしかない、でもそういう議論にはならないでしょ。なんで?ということを言いたかった。

 「性の商品化批判」は私にとっては難しい。
 なんで「商品化」しちゃいけないのか、自分の中で理屈がたたないんだよね。広告とかで、あんまり性的なことを考えている状況じゃないはずの場面で、性的な媚態を含む性的な表現がでてくると不愉快ではあるんだけどさ、労働力も感情も「商品化」してるわけで(スマイル0円の表示とかさ、接客業は感情の表出をコントロールしなくちゃならないわけだからね。看護や介護も同じ。)商品化されている中で、「性」だけが特権的に「商品化」から離れていられるはずもない、と思う。